(祝!)第16話 夢が花咲くビル、陶板画作家が巣立った5階を次の担い手へ


こちらの家主さんは、素敵なマッチングを完了されました!

 

IMG_1306

「こんなことがしたいな」そう思い描く未来は、きっと、ひとそれぞれ。

お父さんにもお母さんにも、息子にも娘にも、お嫁さんにもお隣さんにも、みんな一人一人の夢があるもの。

誰もが手を取り合って、互いの夢を応援し、時には協力し、ともに実現へと歩める環境があるとしたら。

そんな素敵なビルが烏丸御池に実在しています。今回ご紹介したいのは、そのビルの最上階5階のフロアです。

(※すでに1組ご検討されている方がいらっしゃいますので「キャンセル待ち」でのお問い合わせ募集となります)

IMG_1214

 

5階は、陶板画作家さんが会社を設立した思い出の場所

つい最近まで、ここは、陶板画作家の河原 尚子(かわはら しょうこ)さんが代表取締役を務める

株式会社Springshow「SIONE(シオネ)」の事務所 兼 商品の管理場所として6年間使用されていました。

ここで会社を設立、多くの方に愛され発注が増えたことなどから、より大きな新天地へと移転を決意。

誕生から成長まで、かけがえのない時間が凝縮された思い出の地を、新たな担い手に繋ぎたいと考えています。

スクリーンショット 2016-01-31 11.51.34

コンクリートづくりの6坪ほどのスペース。片流れの天井部分はガラス張りとなっており

日光が散々と入りとても明るく、天井が高いため広々とした印象を受けます。

大きな窓が2つの壁面についており、烏丸通側の窓からは京都国際マンガミュージアムも見えます。

「この窓から見える夕暮れの景色が綺麗なんですよ」と尚子さんは教えてくれました。

IMG_1239

IMG_1233

IMG_1260

IMG_1263

 

ビルの全貌を見ていきましょう

同じビル内にある別フロア、いったいどんな使われ方をしているのでしょうか?

5階から階段を下りるようにして、紹介してまいりますね。

エレベーターのないビルなので、螺旋階段を使って上り下りをします。

IMG_1278

4階はグラフィックデザイナーの方が、室内を自分でデザイン。事務所として使用しています。

IMG_1275

3階の踊り場には、冷蔵庫やレンジなど、ビルみんなの共有スペースが用意されています。

IMG_1286

3階にあるお手洗いも共有です。

IMG_1282

こちらの水周りも共有になっています。

IMG_1285

階を下るにつれ、鮮やかなウィンタースポーツ関連のグッズが、目に飛び込んできます。

IMG_1288

1階と2階には、北欧のスポーツウェア輸入直営店として有名なPeakPerformance by UPLND 京都が入っており

スキー・スノーボード・アウトドアウェアやグッズなどを販売、3階がその事務所となっています。

IMG_1287

 

一人一人の夢が花咲いていくビル

実は、このビルに刻まれているのは尚子さんの思い出だけではありません。

ビルの大家さんでもある、義理の母・河原 洋子(かわはら ようこ)さんは

スキー専門店を経営するご主人と結婚後、株式会社バムスポーツ(SKI BUM)という

輸入スキーウェア・アウトドアウェアのショップを、このビルで37年間経営しました。

その後、活躍の分野を広げるべく、2013年3月末にテナントビルへと用途を切り替えたのです。

 

小さい頃からスキーに親しみのあった洋子さんは、学生の頃染織を学び、織りでアートを表現していました。

そして、海外のウィンタースポーツウェアの素材・縫製・スタイリングの素晴らしさに気づき、惹かれていき

繊維に対する目利き力を活かして個性の有るセレクトショップを確立。日本各地の多くのファンに愛されました。

 

また、ウェブデザイン会社を経営している尚子さんの旦那さんも、かつてこのビルの4階で会社を設立。

会社が大きく育ったため、広い敷地が必要となり、新天地へと巣立っていきました。

このビルは、そんなポジティブな人達を応援し続ける、夢が花咲くビルなのです。

IMG_1247

 

5階に、新たなツボミとなる担い手を

尚子さんは、さらなる店舗の発展を実現させるべく、大きな物件を借りて新天地へ。

お義母さんである洋子さんは、新たに京町家一棟貸しのゲストハウスの運営をはじめました。

人と人の繋がりを大切にする洋子さんは、多くの人たちと育む新たな縁を楽しんでいるようです。

洋子さんと尚子さんは、実の母と娘のように意気投合し、互いの夢の実現へと協力しあっています。

 

「血縁関係にこだわらず、このビルに入られるどの方とも、家族のように仲良く過ごしたいと思っています。

実際、有難いことに、今ビルを借りていただいている方々とは、とてもあたたかな関係が育まれていて。

5階にも、一緒に楽しいことが創造できるクリエイティブな方が、入っていただけると嬉しいですね。」

一人一人の夢が花咲いていくビル。まるで家族のように、あたたかな相乗効果を生み出していく

新たなツボミとなる担い手とのご縁がありますこと、心から願っています。

(ライター:FootPrints 前田 有佳利

 

第15話 サブカルチャーの町に佇む、築54年の歴史刻む「いづつ荘」


IMG_1082

京都左京区にある一乗寺エリアと聞いて、どんな印象を思い浮かべますか?

多くの大学生が行き交うまち、ラーメン激戦区、京都のサブカルチャーを築く文化的なイメージなど。

まちのことへ想いを馳せながら「一度住んでみたい」または「事務所を構えてみたい」と

拠点の候補地として検討したことがあるというひとも、きっと少なくないでしょう。

 

このエリアに、40年間フォトグラファーを仕事とする男性が、大家さんとしてお持ちの物件があります。

一乗寺駅から歩いてすぐ、築54年の二階建て、六畳一間の全14室で構成されるアパート。

名前を「いづつ荘」といいます。今回ご紹介させていただくのは「いづつ荘」の現在空室になっている3室。

一階の101号室・105号室、そして二階の207号室です。

 

一乗寺駅から、まちの風景を眺めつつ「いづつ荘」へ

では、まちを眺めながら「いづつ荘」へ向かってみましょう。

IMG_1088

一乗寺駅に到着。懐かしい味わいある駅舎。このまちのこういう雰囲気が好きという方も多いのでは。

IMG_1092

「いづつ荘」の近くには、魅力的な選書で有名な、本を中心としたセレクトショップ「恵文社」もあります。

IMG_1086

少し住宅街の方へ入っていくと、広い公園が見えてきます。

IMG_1030

公園近くの通りを折れると、マンションやアパートが点在する景色に出会います。

よく見ると「○○荘」と書いている建物が多く、寮のように住む大学生の姿もちらほら見受けられます。

そんな中に佇む二階建てのアパート。こちらが「いづつ荘」です。

IMG_1077

正面にはバイクや自転車、車も停められるほどのスペースがあります。

車は多くは停められないので、搬入搬送など一時的な停車で使用するのが望ましいですね。

IMG_1079

 

現在「いづつ荘」を借りているひとは、どんなひと?どんな使い方をしているの?

最近は、台所・トイレ・押入の付いた「六畳一間」というコンパクトなお部屋は珍しくなりましたが

「いづつ荘」が建てられた昭和30年頃は、一般的な間取りだったといいます。

 

現在の入居者は、10年以上住んでいる年配の方や、将来の目標に向けて

資金を貯蓄するため住居費用を抑えたいと考えている働き始めたばかりの若い男性など。

住居として使用されているお部屋は、現在7室あります。

 

住居以外としても使用されており、例えば、自宅に収納しきれない本を保管する書庫にしていたり

フォトグラファーである大家さんもカメラ機材の物置として一室を使用していたりします。

他にも、出版関係のひとが職住の場として一階を出版物発送の部屋、二階を住まいとして

二室借りているケースなどもあるようです。では一階から見ていきましょう。

IMG_1076

一階で空きになっているのは二室。まずは105号室を覗いてみましょう。

IMG_1059

畳の六畳。内装のリフォームなどは各自の費用負担であれば好きなようにして問題ないとのこと。

リフォームの際に騒音が予想される場合は、事前に他の入居者に一言声を掛けてから進めましょう。

このお部屋は、ガラス戸は古いままなのですが、畳や壁、押入などはすでにリフォームされていました。

IMG_1060

IMG_1063

IMG_1071

ガラス戸を開けると、右手には洗面台、左手には和式のトイレがあります。

IMG_1064

IMG_1065

ちなみに、一階の廊下をそのまま奥に進むと、裏庭もあります。

IMG_1073

 

では続いて、二階へあがって、207号室を覗いてみましょう。

IMG_1036

一階のもうひとつの空室101号室は、今からご紹介する207号室と内装が近いようですので

101号室もこんな感じかな?と思いながら、ここからの紹介をご覧いただけましたら幸いです。

IMG_1046

どのお部屋もつくりはほとんど同じなのですが、こちらは畳の上に木の板を敷いています。

倉庫として使用される場合を想定して、畳が痛まないようにと一度敷いたもの。

これも借り手の好みで、畳に戻したり、DIYでフローリングにしたり、自由にして良いそうです。

IMG_1048

築年数から雨漏りなどがあってもおかしくないのですが

天井はたわんだ様子もなく、とても綺麗な状態です。

IMG_1040

IMG_1049

IMG_1055

この部屋のお手洗いは水洗の洋式になっています。

IMG_1051

 

 

住居だけでなく倉庫や事務所などのアトリエづかいにもお薦め

一乗寺という人気エリアにも関わらず、築年数に合わせた低家賃設定なので

住まいの費用を安く抑えて、このまちに住みたい!という方にはお薦めです。

 

お風呂はありませんが、車の搬入搬送に適したスペースが建物正面にあり

一般的に「倉庫」として貸し出される場より、お安く借りられるため

倉庫や事務所などのアトリエとして使うというのも、とても適していそうです。

 

フォトグラファー・出版屋・書庫・美大生など、文化的なこのエリアらしい借り手が集う「いづつ荘」

あなたもぜひ、このまちに、この場所に、自由な発想で新しい仲間として加わりませんか?

(ライター:FootPrints 前田 有佳利

こんな人にオススメ低家賃で一乗寺に部屋を借りたい。倉庫・アトリエづかいができる部屋がほしい。
自分で内装をリフォームしたい。
建物の詳細築54年 / 木造2階建て / うち3室(101・105・207号室)が今回の対象
間取り六畳一間+台所+トイレ+押入
広さ六畳
初期費用(うち返金)なし
月使用料月額1万5千円
所在地左京区
DIYレベル★★★☆☆