河岸ホテルは、現代アートの若手芸術家が共同生活を送りながら作品を生み出すことのできる滞在型複合施設であり、アートに関心のある人々が世界中から集まる場所を目標としています。
1Fはイベントスペースとカフェバーとして利用できるFOOD STUDIO、地下1Fはギャラリーと24時間使用可能なアトリエ、2Fは合宿所と撮影スタジオ、3Fは若手芸術家のシェアハウス、4Fは安価で宿泊できるホステル、最上階の5Fは入居する芸術家たちの作品を選び共に過ごすことのできる体験型のアートホテルとなっています。
住みながらスタジオで制作できるだけでなく、若手芸術家が世界中のファンやコレクターと出会い、制作した作品を購入・継続的に見守っていただけるきっかけを提供することで、彼らの生活を支える仕組みをつくります。
この空間は、単なる宿泊サービスではなく、「まちで暮らしながら制作し、外部と出会い、文化を伝える」ための装置として機能しています。建物は当初の構造を活かしつつ、最低限の改修で空間の余白や素材の記憶を残すことを重視し、デザイン的な“完成度”よりも、実験性と活動の蓄積に耐えうる強度を持つ再生を目指しました。